転勤族妻のリアル
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転勤についていって後悔した理由と乗り越え方|転勤族妻10年が正直に話します

夫の転勤が決まったら、ついていくかどうかは自分で決めよう
chan
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転勤に帯同して10年目。

「転勤 ついていく 後悔」と検索したあの夜のことを、今でも覚えています。

夫の転勤が決まるたびに、仕事をリセットして、友達をリセットして、また0から。あのとき「後悔した」と感じたのは、弱かったからじゃない。準備ができていなかったから、そして誰も「こんなはずになる」と教えてくれなかったから。

この記事は、転勤族妻10年・引越し10回の私が、「後悔した理由」と「それでも立て直せた理由」を正直に書いています。


この記事を読むとわかること:

  • 転勤についていって後悔する8つの理由(リアルな体験談から)
  • 後悔しないための判断基準と5分「自分会議」
  • 後悔を乗り越えるための具体的な方法

転勤についていって後悔した8つの理由

① キャリアを自分で断絶してしまったこと

私はデザイン職の時短正社員でした。子ども3人を育てながら、年収は300万円ほど。スキルも経験も資格もない私に、チャンスをくれた職場でした。

転勤が決まった日、「辞めたくない」と思いながらも「リモートは考えていない」の一言で即答してしまいました。

「辞めるしかなかった」——でも後から気づいた。3ヶ月だけ試させてほしいと粘ることも、休職を相談することもできたかもしれない。当時の私には、その発想がなかった。

後悔の正体は「ついていったこと」じゃなくて、準備ができていなかったことでした。

② 経済的な自立がなくなったこと

仕事を辞めると、収入がなくなります。「夫が稼いでいるから大丈夫」という状況でも、「自分で稼いでいない」という感覚は、じわじわとメンタルに影響します。何か買うたびに「いいのかな」と思う。自分の判断で動けない感覚。

転勤族妻の後悔の中で、これは見落とされがちだけど、根が深い。

③ 積み上げてきたものが毎回リセットされること

仕事だけじゃない。友人関係、地域のコミュニティ、保育園・学校での顔なじみ。転勤のたびに、すべてゼロに戻る。

「また0からか」という感覚は、1回目より2回目、2回目より3回目の方がきつくなります。「もう慣れた」と言いながら、実は慣れていない。その疲弊が、後悔として積み重なっていきます。

④ ワンオペ育児がさらに孤独になること

転勤先には、頼れる親族がいません。ファミサポの登録も、ママ友のネットワークも、ぜんぶゼロから。夫は新しい職場で忙しく、子どもの体調不良も、学校行事も、緊急事態も全部一人。孤立した育児の消耗が、後悔の温床になります。

⑤ 夫との関係がすれ違い始めること

夫は新しい職場に馴染んで、仕事の話をイキイキとする。自分は転勤先でまだ何もない。「夫だけが前に進んでいる」という感覚は、ジェラシーでも八つ当たりでもなく——置いてきぼりにされた感覚から来ています。これを誰にも言えずにいると、夫婦関係が少しずつ歪んでいきます。

⑥ 子どもの転校に罪悪感を抱えること

「子どもに申し訳ない」という気持ちは、転勤族の親として避けられない感情です。転校させるたびに「なじめているか」「いじめられていないか」が気になる。「親の都合で転校させてしまった」という罪悪感が、じわじわと後悔を育てます。

⑦ 「ついていくのが当然」という思い込みに気づいたこと

後から振り返って一番後悔したのは、これかもしれません。「夫の転勤についていくのが当然」——そう思い込んでいたから、他の選択肢が見えなかった。単身赴任・テレワーク交渉・週末婚。選ばなかったのではなく、選択肢として浮かばなかった

思い込みに気づいたとき、「あのとき、もっと考えられたかもしれない」という後悔が来ました。

⑧ 後悔を誰にも言えない孤独

「帯同したのは自分の選択でしょ」——そう思われそうで、後悔を口にできない。夫にも、親にも、友達にも。だから夜中にスマホで「転勤 ついていく 後悔」と検索する。「同じ気持ちの人がいる」と確認したくて。その孤独も、後悔のひとつです。


転勤族妻10年のリアルな体験談

退職を決断したあの冬

転勤の知らせが届いたのは、10年に一度の豪雪の1月でした。スマホにLINEが届いて、「転勤になった」の一言。読んだ瞬間、怖いのか、ほっとしているのか、自分でもわからない気持ちになりました。

私はデザイン職の時短正社員として、子ども3人を育てながら働いていました。もともとリモート勤務可能な職場だったので、転勤が決まっても続けられると思っていました。「辞めたくない」——声を絞り出して、社長にリモート勤務の継続を相談しました。

でも返ってきた言葉は「リモートは考えていない。転勤先の事業所で勤めるなら続けていい」でした。

「リモートができないなら、退職します。」

そう即答してしまいました。退職が決まったその夜、不思議と——ほっとしていました。それまでの1年間が、本当につらかったから。毎朝の雪おろし、3人の子どもを送り出してから40分の通勤、「今日も遅刻するかもしれない」というプレッシャーが、毎朝頭から離れませんでした。

頑張って手に入れた仕事を、自分の判断で手放した。その現実が、翌朝ようやく実感として降りてきました。

転勤先での再スタートと、また折れた日

転勤先でデザイナーとして再就職できました。面接にはポートフォリオだけでなく、その店舗のチラシやPOPを自作して持参しました。それが評価されて即採用。「今度こそうまくやれる」と思っていました。

でも、子どもの体調不良が続いて欠勤が重なり、社会保険の加入条件を満たせなくなりました。デザイン業務から外れ、バナーやメルマガ・EC担当に変わっていきました。

ある日、後から入社した同僚にこう言われました。

「最初はちゃんさんがデザイナーとして入社したのに、私が変わってごめんね」

無茶苦茶ショックでした。「仕方なかった」と自分の中では納得していたことが、誰かの口から出ると全然違う。「あ、私もう戻れないのかもしれない」という気持ちが、じわじわと込み上げてきました。

転勤のたびに、また同じことが繰り返される。そう気づいたとき、「転勤に振り回されない軸を自分で作るしかない」と思いました。


【数字で見る】転勤についていく、その現実

後悔しているのは、あなただけじゃない。

  • 配偶者の転勤で離職する女性は年間約2万人。転居先で正社員として再就職できる人は1割未満(内閣府・女性活躍推進関連資料)
  • 夫の転勤に帯同した正社員妻の約73%が離職(労働政策研究・研修機構, 2017年)
  • 転勤経験者のうち単身赴任を選んだ割合は67%(エン・ジャパン, 2025年)
  • 転勤をきっかけに退職を考えたことがある人:4割以上(エン・ジャパン, 2025年)
  • 妻が離職・非正規化した場合、生涯可処分所得が最大約1.7億円低下(内閣府試算)

帯同した妻の4人に3人が離職し、正社員として戻れる人は1割未満。これはあなたが特別弱いのではなく、構造的な問題です。「みんなそうしているから仕方ない」で動いた決断は後でじわじわ後悔します。大切なのは、自分が何を大切にするかを知ってから決めること。


後悔しないための判断基準|まだ迷っているあなたへ

まだ転勤についていくか決めていない段階にいる方へ。

ついていく vs 単身赴任|どちらを選ぶ?

比較軸 ついていく 単身赴任
家族の時間 ✅ 一緒にいられる ❌ 週末のみ
自分のキャリア ❌ リセットしやすい ✅ 続けやすい
育児負担 ⚠️ ワンオペになりやすい ❌ フルワンオペ
経済的安定 ⚠️ 収入が不安定になりやすい ✅ 共働き維持しやすい
精神的負担 孤独になりやすい 距離感の寂しさ

※ どちらを選んでも負担はあります。大切なのは「どちらの負担なら自分が納得できるか」です。

5分「自分会議」

決断に正解はありません。でも、自分の本音を無視した決断は後でじわじわ後悔します。以下の3つに、書き出しながら正直に答えてみてください。

Q1:転勤を聞いた瞬間、正直どんな気持ちでしたか?

「嫌だ」「仕方ない」「意外と面白そう」「何も考えられない」——どんな感情でも正直に書いてください。ここが全ての出発点です。

Q2:今、あなたが一番大切にしたいことは何ですか?

以下から最大3つ選んでみてください。

  • 家族と一緒にいること
  • 仕事・キャリアを続けること
  • 子どもの成長を見守ること
  • 経済的な安定を保つこと
  • 自分らしい時間・やりがいを持つこと
  • 心身の安定

Q3:その優先事項を守るために、今できることは何ですか?

「ついていく or いかない」の二択ではなく、「どうすれば優先事項を守れるか」を考えてみましょう。

  • リモートワーク交渉できないか?
  • 転職先を探してから行く選択肢は?
  • 単身赴任にして週末だけ会う形は?

Q3まで書いて「まだわからない」と感じるなら——一人で考えると堂々巡りになります。話を聞いてもらえる第三者を探すのが、一番の近道です。

→ キャリートの無料相談(60分・無料):気持ちを言語化するだけでも使えます


転勤についていった後悔を乗り越える5つの方法

すでに転勤先にいる方へ。「もう遅い」は思い込みです。

① 後悔を「分解」する

「ついていったこと」への後悔を、もう少し細かく分解してみてください。

  • 「仕事そのもの」を失ったこと?
  • 「経済的な自立」がなくなったこと?
  • 「社会との接点」が消えたこと?
  • 「自分で選び直せなかった」こと?

後悔の中身が見えると、「次に何を作ればいいか」が見えます。

② 「どこにいても続けられる軸」を作る

転勤先でまた同じことが繰り返されないために、「転勤先が変わっても続けられる仕事」を持つことが最大の解決策です。在宅でできるスキル、フリーランスの可能性、転勤族でも積み上げられるキャリアの形——今、それを考えるタイミングが来ています。

→ 転勤族妻が在宅でできる仕事一覧はこちら(#1)

③ キャリアを「中断」でなく「リデザイン」する視点を持つ

「ブランクがある」「転職を繰り返している」——転勤族妻のキャリアは、一般の基準では評価されにくい。でも見方を変えると、引越しのたびに新しい環境に適応してきた経験、ゼロからコミュニティを作る力、ワンオペで回す段取り力——これは普通の人にはない強みです。

「キャリアが途切れた」ではなく、「違う形のキャリアを作ってきた」と捉え直すことが、次の一歩につながります。

→ 強みの整理から始めたい方は → 転勤族妻の自己分析ワーク(#16)

④ 一人で抱え込まない

自己分析や方向性の整理を、一人でやるのは正直しんどい。キャリアのプロに話を聞いてもらうだけで、頭の中が整理されます。「転職のため」ではなく、「今の状況を言語化して、少し先が見えるようにする」ために使えます。

▶ 気持ちを整理したい → キャリートの無料相談(60分・無料)(#23)
▶ キャリアを本格的に設計したい → ポジウィルキャリアの無料体験(#21)

※ 方向性が定まる前にエージェントへ行くと、焦った判断になりやすいです。

⑤ 「期限付きのルール」を夫婦で決める

「次の転勤のときは自分の意見を絶対言う」「3年後には在宅で収入を作る」——期限と目標を夫婦で共有することで、「また同じことの繰り返し」を防げます。


よくある不安に、正直に答えます

「ついていくことが、家族のためになりますか?」

「家族のため」という言葉に、自分の気持ちを押し込めていませんか。我慢を抱えたまま選んだ帯同は、長期的に家族関係を消耗させます。あなた自身が「納得している」かどうかが、家族全員の幸福度に直結します。

「今の仕事を辞めたら、もう同じ条件では働けないかも」

その不安、私もありました。でもスキルは消えません。経験は全部、自分の中に残ります。退職前に一度、リモートや休職の相談をしてみてください。もし退職が決まっても、自己分析→方向性の整理→求人探しの順番を守ることが、焦らない転職の鍵です。

「子どもの転校がかわいそうで、決断できません」

子どもは「親が笑っている環境」を正確に感じ取ります。親が犠牲感を抱えたまま留まるより、前向きな親の姿を見せる方が、子どもにとってプラスになることもあります。転校のフォローは、手紙・LINE・定期帰省など具体的な手段があります。


まとめ|「後悔ゼロ」より「後悔を乗り越える力」を

転勤についていくことも、いかないことも、どちらも正解になりえます。大切なのは、自分が何を大切にするかを知った上で決断すること。そして「後悔した」と感じたとき、それを「次に何を作ればいいかのサイン」として使うことです。

後悔は、あなたがまだ自分の人生を諦めていない証拠です。


今の自分の状態に合わせて選んでみてください:

  • 気持ちがまだぐるぐるしている → キャリートの無料体験で言語化サポートを受ける(#23)
  • 自分らしい働き方を整理したい → ポジウィルキャリアの無料相談を試す(#21)
  • 具体的な求人を探したい → 自己分析が終わってからエージェントへ

※ 体験記事は順次公開予定です。公開までは公式サイトより無料相談をどうぞ。

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