【子連れ引っ越し】ハザードマップ×Googleマップ後悔しない!新居を安全なエリアから探す4ステップ

子連れ引っ越しの「新居探し」は何を優先して決めるべき?後悔しない家選びを教えて。
転勤が決まり、家探しを始める前にまず悩むのが「どこに住むか」。私はこれまで、「新築」「駅近」「スーパーが徒歩圏内」など、“便利さ”を重視して家を選んできました。
しかし、子どもが増えるたびに“便利さ”よりも“安全な立地”に住みたいと強く思うように。どこに住んでも災害リスクがある日本では、「家」よりもまず「場所」を見極めることが、家族の命を守る第一歩です。
この記事では、私が実際に行っているハザードマップ × Googleマップ × 自治体サイト の3つを使った「安全で暮らしやすい地域の見つけ方」を紹介します。
読むことでわかること:
- 災害や地形リスクを地図で簡単に見抜く方法
- 治安や生活環境をオンラインでチェックするコツ
- 子育て支援が充実した自治体を見極めるポイント
もしあなたが私と同じように「地方転勤 × 小学生以下の子ども3人 × ワンオペ育児」という状況なら、“安全な地域を優先して選ぶこと”から、家さがしを始めましょう。

全国転勤族必見!現地に行けない遠方への転勤でも、失敗しない家選びがスマホ1つで完結します!
- 小さなお子さんをワンオペで育てながら引っ越し準備をしているママ
- 海沿い・山沿い・雪国など、土地勘のない地域へ転勤予定の方
- 「便利さよりも安心を優先したい」と考えている方
子連れ引っ越しで最も大切なのは「安全」

小さな子どもがいる家庭では、「安全基準」が整っていないと、親の不安は尽きません。
通学中の事故、見通しの悪い道路、水路への転落、知らない人との接触など──日常の中に無数に潜む、小さな“ヒヤリ・ハット”に悩まされます。
※ヒヤリ:危うく事故になりそうだった/ハット:事故の原因になりうることに気づいた。事故一歩手前の出来事、気付きのこと
“安全”は、家の設備や快適さよりも前に、「安全な立地」を確認することから始まります。
たとえば、
- 災害リスクの少ない土地に住む
- 通学路が安全で見通しのよい地域を選ぶ
- 夜でも街灯があり、暗すぎないエリアを選ぶ
こうした「エリアの安全性」を意識することが、家族を守る第一歩です。ここでは、私が実際に行っている「安全な地域を見極める3つの視点」と、その具体的な確認方法を紹介します。
子どもがいる家庭の「安全な暮らし」とは?
安全な暮らしとは、日常の安心と災害への備えが両立していること。どんなに便利な立地、新しくてきれいな住まいでも、危険な立地では安心して暮らすことはできません。
地方転勤では、土地の特徴や災害リスク、地域の雰囲気もさまざま。安全な立地は「毎日の安心」だけでなく、「災害時に家族を守る力」にもつながります。
次の3つの視点から、「安全な立地」を見極めましょう
- 地盤や地形が安全であること
- 治安がよいこと
- 子育て支援が充実していること
ここからは、この3つの視点から「安全な立地の見抜き方」を紹介します。
「安全」と「便利さ」どちらを優先すべきか?
駅近や新築、スーパーが徒歩圏内といった“便利さ”は、毎日の暮らしを快適にしてくれます。けれど、小さな子どもを育てながらの暮らしでは、「安全」が土台にあってこそ。
ここでは、「安全重視」と「便利さ重視」それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。
| 安全重視 | |
|---|---|
| メリット | デメリット |
|
・災害リスクを最小限にできる ・子どもの通学や遊びの安全 ・夜間や親の不在時の安心感 ・自宅を避難所代わりにできる ・家族の生活リズムが安定 |
・駅やスーパーが遠い ・車移動が増え、維持費が上がる ・人通りが少なく防犯面が不安 ・物件の選択肢が少ない |
| 快適さ重視 | |
|---|---|
| メリット | デメリット |
|
・買い物や通勤のストレスが少ない ・家事・育児の時短が叶いやすい ・周囲に人が多く、防犯面で安心 ・お出かけ先(公園・施設)が豊富 |
・交通量が多く、子の安全管理が難しい ・騒音などで落ち着いた生活がしづらい ・土地代や物価が高くなりやすい ・災害リスクが高い地域も多い |
両者には、それぞれの良さと難しさがあります。どちらが正解というわけではありません。
ただ、「子ども3人 × 小学生以下 × ワンオペ育児 × 地方転勤」という私自身の条件で考えると、日々の安心と命を守るためには、やはり「安全」を最優先にすべきだと感じます。
被災経験者から学んだ、地方での住まい選びのリアル
私は家さがしをはじめるときは「安全を最優先」に選びます。東北で暮らしていた頃、被災経験のある方々から津波や河川の氾濫、避難生活の話を直接聞いたことがきっかけでした。
小さな子どもを連れて避難する過酷さから、「私ひとりで3人の子どもを守るのは難しい」予想することは簡単でした。
次の転勤では「避難する家」ではなく、“避難しなくても安全でいられる家”を選ぼう。
津波が届かない高台、地盤が強い土地、そして子どもが一人でも自宅に帰れる距離感。それが、私の家探しの基準となりました。
安全な立地に選ぶことで、「災害が起きたらどうしよう」という不安やストレスが激減。「見えない防災力」を高めると、日々の安心と有事の行動力が自然と備わります。
被災時の話を聞き、子育て世帯には“安全を重視した家選び”を強く進めます。
「安全な立地」とは?3つの視点で考える

この章では、「ハザードマップ」で土地の災害リスクを確認し、「Googleマップ」で治安や日常の安全性(快適さ)をチェックする方法を紹介します。
2つの地図ツールを使うことで、現地を見に行けなくても「安全な立地」を見抜くことができます。
STEP1|ハザードマップで「候補エリア」と「NGエリア」を決める

まずは、災害リスクが少ない土地を知ること。洪水・津波・土砂災害などの危険区域は、自治体が発行するハザードマップで確認できます。
▼自治体のHPからも確認できます。
「自治体名+ハザードマップ」と入力!
ハザードマップでわかることは下記のとおりです。

すべてを確認するのは大変。気になった土地の形状に合わせて、チェックしてみてね。
\リスクを防ぐチェックリスト付き/
- 河川氾濫の浸水想定区域に入っていないか
- 内水ハザードマップで道路冠水のリスクを確認
- 想定される浸水の深さが0.5m未満か
- 近くに冠水しやすい「アンダーパス」がないか
- 津波浸水想定区域の境界線から離れているか
- 海抜10m以上あるか(5m以下は特に注意)
- 最短の津波避難ビルへのルートを確認したか
- 川を遡上する津波の影響を受けない場所か
- ゆれやすさ・液状化マップを確認したか
- 元池・沼などの「埋立造成地」ではないか
- 地名に「水・池・沼・谷・岸」の漢字がないか
- 近くに活断層が通っていないか
- 特別警戒区域(レッドゾーン)外か
- 警戒区域(イエローゾーン)外か
- 裏山の傾斜が30度以上、高さ5m以上ないか
- 古い擁壁(ようへき)にひび割れがないか
浸水想定区域や警戒エリアが色分けされた地図が見られます。「絶対安全」なところはありませんが、“高リスク地域を避ける”だけでも安全性はぐんと上がります。
引っ越し先予定の自治体はどのようなリスクがありますか?
台風やゲリラ豪雨で冠水しやすく、床上浸水の被害リスクが高い。
巨大地震による津波被害や高潮の影響を受けやすい、強風対策も必須。
地震の際の揺れが増幅されやすい。家屋の不同沈下や液状化のリスク。
長雨や大雨により、背後の斜面で土砂崩れや崖崩れ発生の危険性。
地盤は堅固で浸水にも強いが、大規模災害時には断水の影響を受けやすい。
人工的に造成された土地のため地盤が弱い。液状化現象に注意。
周辺の地名に「池・沼・水・深・岸」などの漢字が含まれていたり、古地図で水辺だったりする場合は要注意。

実は「昔は池や沼だった場所を高く埋め立てた土地」かも?
災害リスクを考えた時に安全かどうか?をざっと見ていきます。
ハザードマップ確認リスト
命を守る安全はOK!
次のステップへ進んでください。
まずは“安全圏を絞る”ことが大切です。「危険な場所を外す」だけでも、候補地をかなり減らせます。
今回、自治体の公式ページから、ハザードマップの使い方を紹介しましたが、国土交通省の「重ねるハザードマップ」を使えば、様々な災害リスクを視覚的にわかりやすく把握することができます。ぜひ、下記ボタンをクリックして住所を入力してみてください。
国土交通省の『重ねるハザードマップ』で
\土地のリスクを確認する/
STEP2|生活圏と通勤・通学の導線をチェックする
ハザードマップで安全な地域を絞り込みができたら、次は「実際の生活動線」を見ていきましょう。
日々の暮らしに直結する「通勤時間」や「生活の便利さ」をしっかり把握することで、住んでからの後悔を防ぐことができます。
通勤時間が長すぎると、毎日の疲れや生活リズムにも影響します。特に子育て世代では、“パートナーが家事・育児に関われる時間を増やせるか” という観点も大切です。
ただし、都市部では30分以上かかるケースも想定されます。その場合は…
- 最寄り駅まで徒歩20分以内
- 車で職場まで40分以内
など、家庭の事情に合わせて調整しましょう。
「自治体名」+「グーグルマップ」を入力!
まずは「パートナーの職場の住所・最寄駅」をGoogleマップで検索しましょう。そこを起点として、30分圏内で安全かつ便利なエリアを探していきます。


そもそも、30分圏内に学校やスーパー、病院がないかもしれません。それらが職場からどの位置にあるのかを確認しましょう。
小学校や園があれば、30分圏内にはスーパーなど小規模でもあることが多いです。銀行を必須項目に入れていません。転勤族であれば、ネット銀行を検討しましょう。手数料が無料(上限あり)で、通帳も不要。コンビニからもお金を引き出すことが可能だからオススメです。

次に「職場~学校~スーパー」など、日常的な移動範囲を考えます。学校、職場等を検索してみましょう。だいたいどれくらいの時間で生活圏を回れるのか確認します。
ルートマークをクリックすると目的地を追加できます。

パートナーの職場から小学校、病院などを追加していきましょう。

どれくらい時間がかかるかがわかります。

生活圏:スーパー/ドラッグストア/ホームセンター/ショッピングモール/リサイクルショップ…等
病院:クリニック/歯医者/眼科/皮膚科/耳鼻咽喉科…等
文化施設:科学館/美術館/動物園/水族館/図書館…等
子ども関係:学校/園/児童館/公園/子供服…等
Googleマップの「ルート案内」で、徒歩・車・自転車の所要時間も確認できます。

時間があれば、ストリートビューで街並みを散策し、全体の雰囲気をつかむのも楽しいですよ。
評価が高い施設を絞って検索もできます!評価が高い施設に絞りたいときは星の数をクリックしてください。
私は、小児科や歯医者、公園、スーパーなども口コミを事前に確認しています。


STEP3| Googleマップで「候補エリア」の物件周辺を深掘りする

安全エリアかつ夫の職場から30分以内のエリアが絞れたら、次にGoogleマップを使って日常の安全性(治安・生活環境)を確認します。
「自治体名+Googleマップ」と入力!
街灯の数、歩道の有無、交通量を見ながら「町並み」を歩くように確認。

ストリートビューを使って、町並みを歩きます!


学校、保育園を調べます。学校や園の周辺を確認しましょう。ため池、用水路、踏切、交通量の多い交差点、ガードレール、歩道の有無など、子どもにとっての危険箇所を把握します。

昼間だけで判断せず、「夜の安全」も確認しておきましょう。
Googleマップには、時間帯ごとの混雑状況があります。スマホのGPS情報をもとに「何時にどれくらい人がいるか」を自動的に集計したデータです。
これを使えば、夜間にどんな時間帯に人が集まっているかが分かります。
- Googleマップで周辺施設(公園・コンビニ・駅前など)を検索
- 店舗情報の下部にある「人気の時間帯」をチェック
- 20時〜24時に人が増えている場所があれば、夜の雰囲気を警戒
現地を訪れなくても、スマホひとつで「夜間の安全」についてを知ることができます。安心して歩けるエリアかどうかを見極める、簡単で効果的な方法です。
「警察庁の防犯情報マップ」「県警の犯罪発生マップ」で件数や傾向を確認。
「自治体名」+「防犯マップ」を入力!
写真のように事故や事件の情報を得ることができます。

\ ポチッと確認! /
Googleマップ安全チェックリスト
日常を支える安全はクリア!
次のステップに進んでね。
\ ポチッと確認! /
生活動線チェックリスト
暮らしのゆとりはOK!
最後の自治体チェックへ進もう!
STEP4|子育てしやすい自治体を見極める
「安全な地域」と「生活圏内」を確認できたら、次は “子育てしやすい自治体” かどうかをチェックしてみましょう。
同じ県内でも自治体によって、保育園の入りやすさや子育て支援金、医療費助成などの内容が大きく異なります。これは、実際に暮らしてみると 生活満足度を大きく左右するポイント です。
Check1|自治体の子育て支援制度を調べる
まずは自治体の公式サイトで、「〇〇市 子育て支援」と検索してみましょう。
「自治体名+子育て支援」と入力!
とくに次の5つのポイントを確認します。
- 保育・教育:認可保育園やこども園の空き状況、待機児童数
- 医療費助成:子どもの医療費が無料になる年齢(中学3年までが多い)
- 子育て支援金:出産祝金・引っ越し支援金などの有無
- 子育て施設:児童館・支援センター・公園の数やアクセス
- 防災支援:乳幼児用避難用品の備蓄や災害時支援体制
- 児童館やファミリーサポート、ホームスタートの設置などについて
Check2|マチイロで自治体の広報誌をチェックする

子育て支援や新しい制度を見逃さないためにおすすめなのが、「マチイロ」 というアプリです。
マチイロは、全国の自治体が発行する 広報誌をスマホで無料で読めるアプリ。引っ越し前の地域も登録できるため、「これから住む自治体の最新情報」を事前にキャッチできます。
- アプリストアで「マチイロ」をダウンロード
- 気になる自治体を登録
- 広報誌の更新があると自動で通知
実際に住んでみないと気づかない地域行事・子育て支援ニュース・学校情報などもわかるので、“暮らしのリアル”が一歩早く見える便利なツールです。
自治体の広報誌が読めるアプリ『マチイロ』を
\ダウンロードする/
Check3|移住支援・転入支援制度を確認する
子育て世帯を積極的に受け入れている自治体では、「移住・定住支援」や「引っ越し補助金」などの制度が用意されています。主に「定住者向け」ですが、今回の引っ越しで住居を構える予定がある人などは必ずチェックしましょう。
たとえば、
- 家賃・引っ越し費用の一部補助
- 子ども1人あたりの支援金
- 中古住宅のリフォーム補助金
「〇〇市 移住支援」や「〇〇町 転入支援」で検索してみると、思わぬ助成制度が見つかるかもしれません。
「自治体名」+「転入支援」と入力!
\ ポチッと確認! /
自治体子育て環境チェックリスト
自治体のサポートも確認完了!
これで最高の新居が見つかりますね。
補足Check|実際の口コミ・リアルな声を探す
SNSは必須項目ではありません。なぜなら、SNSを見始めると時間が溶けてしまうためです。忙しいあなたは、SNSは毒にも薬にもなる可能性が。余裕が出たら確認してみましょう。ネットの情報だけでなく、実際にその地域で暮らすママ・パパの声をチェックできます。
- 「ママリ」や「ジモティー」などの地域掲示板
- リアルな声はThreadsもおすすめ
- InstagramやX(旧Twitter)で「#〇〇市ママ」「#子育て〇〇市」を検索
- Googleマップの口コミで「児童館」「保育園」「公園」を調べる
たとえば、
「児童館がいつも混んでいる」
「駐車場が少なくて不便」
「子連れでも過ごしやすい公園が多い」
などのリアルな声は、暮らしやすさを見極めるヒントになります。
SNSは情報量が多いですが、「口コミは参考、判断は自分軸」で。気になるエリアを3つほどに絞っておくと、情報に振り回されずにすみます。
\ 時間があれば! /
リアルな声の寄り道チェック
リサーチ完了!
「自分軸」で最高の新生活をスタート!
まとめ|“安全”を基準にすれば、後悔しない部屋選びができる

どんなに便利な場所やきれいな家でも、土台となる「土地そのものの安全性」が揺らいでしまっては、心から安心して暮らすことはできません。
つい「駅近」「築浅」といった条件に目がいきがちですが、後悔しないコツは「まず、安全なエリアを軸に住む場所を絞り込むこと」です。
ハザードマップで「災害リスク」を削ぎ落とし、Googleマップで「街の雰囲気と治安」を確認する。このステップを踏むだけで、現地に行かなくても「ここに住んで大丈夫か」を冷静に判断できるようになります。
「安全な立地」を最優先で選ぶことは、家族の日常を守る“最強の防災”です。
- 災害時に慌てず、家族の命を守れる安心感
- 子どもが成長しても、一人で歩かせられる通学路
- 夜も静かで、ワンオペの夜も心穏やかに過ごせる環境
これらはすべて、最初の「エリア選び」で決まります。
「便利さ」は工夫次第でなんとかなりますが、「土地の安全」は後から変えることができません。 引っ越し先を選ぶときは、2つの地図をひらきながら、「安全な土台の上に、自分たちの暮らしを乗せる」という基準で考えてみてくださいね。
それが、あなたと家族にとっての“本当に安全な家”を見つける一番の近道です。
