【夫の転勤が決まったら】不安な共働き妻へ。5分から始まる“自分会議”でメンタルを整えよう

夫の転勤が決まった。私も仕事があるし、何から始めたらいいの?
- えっ、転勤?…ようやく仕事に慣れてきたばかりなのに。
- 家族優先で動いてきたけど…私自身はどうしたいんだろう。
——こんなふうに焦ってしまいませんか?
突然の転勤の知らせに、頭は真っ白。自分のことは後回しにして、咄嗟にスマホで『引っ越し 業者』『転園 手続き』と検索して時間がどんどん溶けていく…。
転勤が決まった時、すぐにやることは「業者の手配」でも「タスクの洗い出し」でもありません。
まずは、「あなたの心を整える」ことから始めましょう。
転勤族の妻でもあり、働く母でもあるあなたが、転勤の知らせを聞いた時、「どうしたらいいか、わからない」と不安に感じるのは当たり前のことなのです。
私もこれまでに10回以上の引っ越しを経験してきました。けれど、子どもを連れての2回目の引っ越しは、自分の気持ちが追いつかないまま、流されるように準備を進めてしまいました。
「自分がどうしたいか、自分の心と向き合わなかった」ことが原因の一つです。夫婦の情報共有がうまくいかなかったことで、多くの失敗につながってしまいました。
あなたが焦る必要はありません。
5分間の『自分会議』から引っ越し準備を始めることで、引っ越しが自分の人生を見つめ直す転機になります。
この記事では、転勤が決まった直後の不安な気持ちに寄り添いながら、後悔のない選択をするための“自分会議”のやり方をご紹介します。
忙しい転勤族の妻でも、家族と前向きに引っ越し準備をスタートさせましょう。
- 自分のメンタルを整理してから動く
- 自分の考えをまとめてから夫婦会議をする
- “家族みんなが納得できる選択”を目指す
- 今やるべきことが見えて、気持ちが軽くになる。
- 夫との話し合いがスムーズになる
- 自分の気持ちを大切にできる
- 引っ越しで後悔しないための初動がわかる
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【転勤が決まった妻へ】最初にやるべきは“自分会議”|焦らずにメンタルを整えよう

転勤が決まったら、まずは“自分の気持ち”を整理しておくことが大切です。ここをあいまいにしたまま動き出すと、迷いや後悔につながります。
この章では、忙しい中でなぜ、妻だけで行う「自分会議」が必要なのかご説明します。
“自分会議”を転勤準備の最初に行う理由は、〇〇から自由になるため
転勤が決まったとき、最初にやるべきことは“荷造り”でも“手続き”でもありません。まずは、自分の気持ちを整理することから始めましょう。
そのわずかな時間の思考整理が、これからの人生を左右します。
私は2回目の子連れ引っ越しで、大切なキャリアを簡単に手放したことを後悔しています。その職場は理解があり、働きやすく、本当はまだ続けたかった場所でした。

なぜ退職を選んでしまったのか。その理由はとてもシンプル。
“妻は夫に帯同するもの”という思い込みがあったためです。
「家族のために」を口実に、自分と向き合う時間を取らなかった。要するに、私は“自分の人生を自分で考える”ことをしてこなかったのです。
“家族に合わせて動く”こと自体は、決して悪いことではありません。けれど、「誰かのため」と言い訳して、自分の気持ちを置き去りにしてしまうと、どんなに正しい選択でも、心の奥に後悔が残ります。
気軽に自分会議を開きましょう。紙とペン、そして時間は5分があれば始められます。これが、これからの引っ越しを前向きに進める最初のステップになります。

「自分会議なんて時間のムダでは?」
「ただでさえ、そんな余裕なんてないよ!」
と、思う人もいるかもしれません。
でも、たった5分でも整理を始めることで、次のような変化が起きます。
- メンタルを整え、冷静に判断できるようになる
- 夫との話し合いがスムーズになる
- 後悔しない選択ができる
焦って動き出してしまう原因は、多すぎる“〇〇”を抱えているから

転勤の辞令が出た直後、妻がやってしまいがちな失敗は、
「考えるより先に動いてしまうこと」
「とにかく!早く!動かなきゃ!」と、無意識に体が反応してしまいます。
でもそのとき、心はまだ追いついていません。気持ちが整理される前に動き始めると、「これで良かったのかな」と迷いが生まれてしまいます。
なぜ、私たちは転勤が決まると焦ってしまうのでしょう。
引っ越しが決まると、ただでさえ忙しい日常の中に、「不安」と「責任」が一気に押し寄せます。私たちは母として、妻として、社員として、さまざまな立場で“責任”を背負います。
- 私が家族を支えなきゃ
- 夫が忙しいから、私が動かないと
- 準備を早く進めることが正解
- 誰にも迷惑をかけたくない
そんなふうに、自分を追い込んでしまうこと、ありませんか?
それだけあなたが、家族や仕事を大切に思っている証拠です。しかし、本当に必要なのは“すぐに動くこと”ではありません。“自分の目的はなにか”“その目的に向かうためにどう動くか”を考えることなのです。
辞令が出た直後こそ、いったん立ち止まる勇気を持ちましょう。
前回の引っ越しで失敗した私には、ほんの少しの自分自身と向き合う時間が必要でした。

忙しい転勤族の妻でもできる!5分からメンタルを整える“自分会議”の進め方

転勤が決まった直後は、とにかく時間が足りません。でも、”思考を整理する時間”があるかないかで、引っ越し全体の流れが大きく変わります。
ここでは、忙しいあなたでもできる「簡単・短時間で整う6ステップ」を紹介します。
完璧を目指さなくて大丈夫。“書き出してみる”だけで、驚くほど頭がスッキリします。
- 紙
- ペン
- 一人になれる環境

必要なものはこれだけ!まずは、一人になってペンを走らせよう。
Step1|気持ちを素直に書き出す

まず、あなたの気持ちをそのまま紙に書き出しましょう。
怒り・不安・迷い・希望——どんな感情でもOK。きれいにまとめようとせず、思いついた言葉をそのまま書いてみてください。
- 正直、まだ受け入れられない
- 子どもの転園が心配
- キャリアを手放したくない
- でも、家族では前向きに進みたい・・・
感情を“外に出す”だけで、心のモヤモヤが軽くなります。書き出すことで、「何に不安を感じているのか」がはっきり見えてくるからです。
たとえば、
- 子どもの転園が不安→情報が足りない
- 仕事を続けたい→上司にどのように相談するか考えていない
というように、漠然とした不安が“やるべきこと”に変わっていきます。
感情を書き出すことは、必要なタスクを見つけるきっかけでもあるのです。
今の“正直な気持ち”を外に出すこと。それだけで、自分会議を開く価値は十分にあります。
Step2|今の現状を書き出す
次に、「今の自分の状況」を整理します。頭の中だけで考えるより、書き出すと客観的に見えてきます。
- 仕事→続けたい?辞めるか迷っている?退職?
- 子ども→年齢・園や学校・サポート体制
- 家→マンション?アパート?一戸建て?
- 自分のサポート環境→頼れる人はいる?
こうして整理していくと、「何を優先すべきか」「誰に相談するべきか」が少しずつ見えてきます。
たとえば、
- 子どもの園が変わる→“引っ越し先の園のリサーチをしよう”
- 頼れる人がいない→“ファミリーサポートに依頼しよう”
というように、書き出したことが実際の行動リストへと変わっていきます。
このステップを踏むと、感情を行動に変えるきっかけが作れます。焦って動く前に、まずは今の自分と家族の現状をはっきりさせましょう。
※ファミリーサポートとは子育て中の家庭を地域で助け合う公的なサポート制度です。
Step3|前回の引っ越しとの違いを確認する

もし以前にも引っ越しを経験しているなら、「前回との違い」をざっくり書いておきましょう。
- 子どもが3人になった。こども園に通っている。
- 自分が仕事を始めた
- サポートしてくれた親が遠くなった
- 転勤先が遠方で引っ越し時期が冬(今年は豪雪)
ここはとても大切な書き出しです。 『前もなんとかなったから、今回も大丈夫でしょ』という思い込みが、実は一番危険です。
家族の年齢や状況が変われば、必要なサポートも手続きの難易度も、前回とはまったく別物になっているからです。 違いを言葉にすることで、「今回ならではの注意点」がはっきりと見えてきます。
たとえば、
- 子どもが進級して手続きが変わる→“転園先の募集要項を早めに確認しよう”
- 親のサポートが減った→“荷造りを外部に頼むことも検討しよう”
このように、“前回の経験”を次の行動に変えるヒントが見つかります。もし不安な点が出てきたら、ネットや自治体に確認すればOK。
迷いを放置せずに“見える化”することで、心の余裕が生まれます。

私は「前回と同じで大丈夫」と油断した結果、たくさんの失敗が重なり、大きな後悔として残りました。
Step4|理想の新生活をイメージする

これから始まる引っ越しは、まるで1か月の耐久マラソンのようなもの。だからこそ、“ゴールのイメージ”を持っておくことが大切です。
最初に「どんな暮らしをしたいか」を描いておくだけで、新しい生活に前向きな気持ちで臨めるようになります。
理想を描くことは、引っ越しのストレスを和らげる力にもなります。「こんな部屋にしたい」「こんな毎日を過ごしたい」——そんな小さな理想の暮らしが、心の支えになります。
- 子どもが安心して通える園にしたい
- 自分の仕事スペースを確保したい
- 夫婦でゆっくり話せる時間を持ちたい

転勤が決まった年は、数十年に一度の記録的な豪雪。温かい西日本に移住できるだけでワクワクしました。
理想の暮らしを描くことで、気持ちが少しだけ軽くなったのではないでしょうか。その前向きな気持ちをもとに、次は夫婦で話し合っていきましょう。
“どんな家を選ぶか”ではなく、“どんな暮らしをしたいか”を軸に話せば、自然とお互いの納得が生まれます。
STEP5|自分の軸を一行で書いておく
最後に、今の自分の“軸”を一行で書いてみましょう。これだけは譲れないあなたの軸は何でしょうか。
この一行が、転勤準備の最中に迷ったとき、“何を優先すべきか”を判断するあなた自身の羅針盤になります。
- 家族みんなが安心して暮らせる選択をする
- 自分のキャリアを継続させて、自立したい
- 子どもとの時間をもっと充実させたい
書いた“自分の軸”は、スマホのメモに残しておきましょう。
迷いや不安を感じたとき、そっと背中を押してくれる“お守り”になります。
【夫婦会議をスムーズに進めるために】“自分会議”で整理しておきたい3つのこと
自分会議の目的は、自分の気持ちを整理することですが、その先にあるのは「夫婦会議」です。
「自分の気持ちを伝える」ことこそ、自分軸を取り戻す第一歩。そして、家族の一員として「自分も、家族もベストな選択」をするための大切な準備でもあります。
前章の「5分からメンタルを整える“自分会議”の進め方」で整理した5ステップをもとに、夫に伝えやすいように”3つのポイント”をまとめておきましょう。
伝えたいコト 1|自分の「今の不安」と「希望」
ここで大切なのは、ただ不安を伝えるのではなく、「なぜそう思うのか」という背景(理由)まで言葉にすることです。
“判断の背景”を共有することで、あなたの思いがより伝わりやすくなります。
例)
- 子どもの転園が不安だから、早めに園探しをしたい。
- 将来の教育費が心配だから、キャリアを続けたい。
- 家族の健康が心配だから、日当たりのいい家を選びたい。
伝えたいコト 2|自分が優先したいこと・譲れない軸
「どんな暮らしをしたいか」「何を大切にしたいか」という価値観の共有は、引っ越し準備の方向性をそろえるうえで欠かせません。
例)
- 私は子育てに理解のある今の仕事を続けたい
- 家族の朝時間を大事にしたい
- 家族は離れず一緒に暮らしたい
軸をしっかり持つことで、「どんな方向に進みたいのか」を夫に具体的に伝えられます。
伝えたいコト 3|夫に確認・相談したい具体的なタスク
自分の分かる範囲で、必要なタスクをざっと洗い出しておきましょう。前章のStep3前回の引っ越しとの違いで整理した内容をベースに、夫へ共有するためにまとめておくイメージです。
例)
- 引っ越し業者はどこまで見積もる?
- 新居の条件どうする?
- 移動方法はどうする?
事前に実務を“見える化”しておきましょう。

ここまで整理できたら、翌朝30分の「夫婦会議」で共有してみましょう。夫と一緒に、焦らず言葉にしていけば大丈夫です。
転勤族の妻のメンタルを整える4つのコツ|自分会議を成功させる無理しない思考

「やろうとは思うけど、なかなか時間が取れない」
「何を書いたらいいのかわからない」
そんなふうに感じる方も多いと思います。でも大丈夫。コツさえつかめば、忙しくても自分会議はできます。
ここでは、「無理せず・気軽に・続けられる”ための4つのコツ」をご紹介します。
成功のコツ1|完璧を目指さない。まずは「5分」書き出してみる。

「ちゃんとまとめなきゃ」と思うと、かえって手が止まってしまいます。まずは、感じたことをそのまま紙に書いてみましょう。走り書きでOK。
たった5分でも書き出すことで、頭の中が整理されて「次に何をすべきか」が見えてきます。
成功のコツ2|静かな時間を“隙間でつくる”


まとまった時間なんて取れない…
そう思う方も多いですが、大丈夫。
帰宅途中の10分、子どもが寝たあとの20分、翌朝、支度が終わって家族を起こすまでの10分・・・。小さな“すき間時間”こそ、自分会議にぴったりのタイミングです。
日常のリズムの中に、ほんの少しだけ“自分と向き合う時間”を差し込んでみましょう。
こまぎれ時間を使って少しずつ考えることで、無理なく気持ちを整理できます。
成功のコツ3|「どうしたい?」より「どうなりたい?」で考える

「今、何をすべきか」よりも、「どんな暮らしをしたいか”」「どんな自分でいたいか」を想像してみてください。
目的を意識することで、自然と行動の優先順位が見えてきます。
たとえば——
- 家族で笑顔の時間を増やしたい
- 自分のキャリアも大切にしたい
- 無理せず穏やかに過ごしたい
理想のイメージがあなたの選択を後押ししてくれます。自然と行動の優先順位が見えてきます。
成功のコツ4|夫婦会議の“時間”だけ、先に決めておく

自分の気持ちを整理できたら、夫婦で共有する時間を持ちましょう。とはいえ、毎日忙しくて話し合うタイミングが取れない…という方も多いはず。
まずは「夫婦で話す時間」を先に確約しスケジュールを合わせましょう。
転勤辞令の翌日、翌々日までには夫婦会議を開いてください。ここが、本格始動のスタートラインとなります。
”約束”あるだけで、期限が生まれ、目的を持って自分会議を進めやすくなります。
旦那さんとの「夫婦会議」の約束はお済みですか?
「夫が忙しくて話す時間がない」「切り出すタイミングがわからない……」 そんな方のために、朝・夜・スキマ時間の3パターンから選べる話し合いのタイミングと、スムーズなアポ取りのコツをまとめました。
▼夫婦会議を「予定」に入れる方法をチェックする▼

【まとめ】転勤準備は“心の整理”が最優先|後悔しない引っ越しのメンタル術

転勤の知らせを受けたとき、真っ先にやるべきことは“荷造り”でも“手続き”でもありません。
まずは、あなた自身の気持ちを整えること。それが、後悔しない転勤準備の第一歩です。
たった5分でも、紙に気持ちを書き出すだけで、焦りが落ち着き、「今、何をすればいいか」が自然と見えてきます。
- 自分はどうしたいのか
- なぜそうしたいのか
- そのために、どう動くのか
この3つの問いを通して、あなた自身の軸が明確にしましょう。
大切なのは「自分軸を持つこと」と「それを夫婦で共有すること」。
引っ越しは、個人戦ではなくチーム戦。自分の気持ちを整えたうえで夫婦で話し合うことで、“孤独な作業”だったはずの転勤が、家族の絆を深める“協力の時間”に変わっていきます。
まずは深呼吸をして、あなたの気持ちと静かに向き合う時間を。
その瞬間から、あなたの転勤準備はスタートします。
まずは、5分だけ始めてみよう。
- 紙とペンを用意する
- 一人の空間で深呼吸
- 「私はどうしたい?」と書き出してみる

難しく考えず、自分の気持ちを見つめてみてね。
自分の気持ち、譲れない軸、そして具体的なタスク。 この3つが整理できたら、あなたの心の中のモヤモヤは、すでに「夫へ届く言葉」に変わっているはずです。
準備が整ったら、次はいよいよ実践編。 整理したメモを片手に、旦那さんと向き合う「夫婦会議」をスタートさせましょう!

「自分会議」で言葉の準備ができたら、いよいよ「夫婦会議」へ!
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