「仕事を続けるなんて無理じゃん。」帯同10年の転勤族妻が、キャリコンに相談して自分の人生を取り戻すまでの話

仕事を続けるなんて無理じゃん。転勤も、ワンオペも、スキルだってないのに。

「キャリアコンサルタントって……なんだか少し怪しくないかな?」
正直に明かします。私自身、最初にその存在を知ったとき、本気でそう思っていました(笑)。「コンサル」という響きだけで、上から説教されたり、高額な講座をおすすめされたりするんじゃないかと身構えていたんです。
「夫の転勤に合わせて退職するしかない」
「見知らぬ土地でワンオペ、育児に追われて自分の時間なんてない」
「スキルも職歴も途切れて、私には何にも残っていない……」
そうやって「今の働き方を我慢して続けるか」「すべて諦めて辞めるか」の二択に追い詰められ、心がポッキリ折れそうになっていたあの日。私は不安と半信半疑の気持ちを抱えたまま、「一度だけ話を聞いてもらおう」と小さな一歩を踏み出しました。
あの「相談した瞬間」こそが、私の止まっていた人生がもう一度動き出すスタートだったのです。
- 「キャリコンって怪しい」と感じていた私が、それでも相談してみようと思った理由
- 相談を通して何に気づき、何が変わったか
- 私が今、伴走者としてどんな人の力になりたいか
「説教する先生」じゃなく「伴走者」でいたい
もしあなたが「相談したら『こうしなさい』って上から指図されるのかな」と不安に思っているなら、安心してください。私はそんな「アドバイザー」になるつもりは一切ありません。
一番辛いのは、周りに「転勤族だから仕方ないよ」「旦那さんに養ってもらえていいじゃん」と言われ、「私が我慢すればいいんだ」と自分の本音を押し殺してしまうことですよね。
だからこそ私は、あなたの言葉にならない悔しさやモヤモヤを丸ごと受け止め、「本当はどうしたい?」を一緒に言葉にしていく一番の理解者(伴走者)でありたいと思っています。
「条件」より「自分の特性」に気づいたら楽になった
当時の私は、「家族に迷惑をかけないか」「いくら稼げるか」という目先の条件ばかり気にして、自分の本当の気持ちを置き去りにした仕事選びをしていました。
けれどセッションの中で、頭の中のぐちゃぐちゃを丁寧にほどいてもらったとき、ハッと気づかされたのです。

私に本当に必要だったのは、焦って「条件に合う仕事」に飛びつくことではなく、「私は本当はどうしたいのか?」「どんな特性を持っているのか?」をじっくり見つめ直す時間そのものだったのだと。
「自分には能力がない」と思い込んでいたけれど、実は「人とは見方や感じ方が違っていただけ」だった。自分を縛りつけていた条件から離れた瞬間、肩の力がフッと抜けて心が軽くなりました。
「いい人」をやめたら、自分の人生に責任を持てた
自分の本音に気づけたからこそ、私は会社に対して「週1勤務への条件交渉」という一歩を踏み出すことができました。
それまでの私は、買い物をするときでさえ「お店の人に手間を取らせないように早く決めなきゃ」と、自分の気持ちより相手の都合ばかり気にしていました。でも今なら分かります。それは優しさではなく、自分の人生を考えることの「放棄」だったのだと。
交渉の結果自体は叶いませんでしたが、「誰かの都合に流されるのではなく、自分の意思で考えて動けた」という経験は、私に大きな自信をくれました。
服を選ぶときも、保険を契約するときも、「これは私の人生に必要なことかな?」と自分に問いかけ、自分の人生に自分で責任を持てるようになったのです。
まずはノートに「5分」書き出すだけでいい
もし今、あなたが「辛いけれど、何から手をつければいいか分からない」と一人で頭を抱えているなら、まずはノートとペンを出して、5分だけ頭の中の不満や悲しさをそのまま書き出してみてください。
綺麗に書く必要も、前向きな言葉にする必要もありません。誰にも見せないノートに、「本当は悔しい」「もっと働きたい」と感情を吐き出すだけで、客観的に自分を見つめ直す第一歩になります。
私を、あなたの「0地点」にしてください
私は今、子どもたちにこんな言葉を伝えています。

あなたは自分の人生のデザイナーだよ。人生というキャンバスに、一番好きな絵を描けるのはあなたしかいないんだよ。
周りの環境や条件に振り回されて、真っ白なキャンバスを前に立ち尽くしてしまう気持ちは、私が一番よく知っています。
ノートに吐き出してみて、「やっぱり一人じゃ整理しきれない」「誰かにこの苦しさを分かってほしい」と感じたら、いつでも私を頼ってください。
人に相談することは、決して迷惑でも逃げでもありません。
たった30分のセッションで人生が劇的に変わるわけではないけれど、絡まった糸を解きほぐし、あなたが「自分の答え」に気づくための安全な場所を用意して待っています。まずはあなたの「0地点」として、少しだけお話ししてみませんか?
「こんなこと話していいのかな」と思うことこそ、聞かせてください。

