「またYouTubeでケンカしちゃった…」
「どうして、こんなことで毎日怒らなきゃいけないんだろう」
私自身、3人育児をしながら、毎日そんな気持ちでした。
「せっかく子どもと笑って過ごしたいのに」
「また今日も、動画のことで怒っちゃった」
自己嫌悪の繰り返し。
でも、ある日学校からの「スマホ・動画と子どもの脳」のセミナー案内が届きました。
「YouTubeが脳を壊す?そんな大げさな…」
そう思いながら参加したら、想像以上にショックでした。
WHAT YOU GET|この記事でわかること
- YouTubeの見すぎが子どもに与える影響
- 5分でできる「やめる練習」の方法
- 怒らずに親子でルールを作るコツ
SOLUTION|この記事の結論
- YouTubeは楽しいけど、使い方次第で心と体に影響がある
- 「ゼロ」にしなくてもいい。親子で「やめる練習」を5分から始めよう
- 我が家は5分ルールでケンカを減らしました
YouTubeの見すぎは子どもに何が悪いの?
セミナーでは、こんな話がありました。
「脳が萎縮する?」
先日娘の通う小学校で、情報モラル講演会が開かれ、私も参加してきました。
「スマホやYouTubeの長時間視聴が、子どもの脳に悪影響を与える可能性がある」と研究結果が報告されているそうです。
例えば、こんなリスクがあるそうです。
- 脳の前頭前野(自制心や判断力)が小さくなる
- イライラしやすくなる
- 集中力が続かなくなる
【親子で話した4つのリスク】
私は子どもたちと、こんな話をしました。
- 今しかできないことがなくなる
お絵描き、外遊び、工作、おしゃべり。「今しかできない時間」がYouTubeに吸い取られていく。 - 寝る時間が減ると、心も体も育たない
成長期に睡眠が足りないと、心も体もボロボロになる。 - 我慢ができなくなる
短い動画を次々と見ていると、「すぐ欲しい!」に慣れてしまい、ワガママやイライラが増える。 - 見ちゃいけない動画を見るリスクもある
年齢に合わない怖い動画、暴力的な動画も、YouTubeにはたくさんある。
我が家の「5分でできるYouTubeルール」
全部を一気に変えるのは無理。
だから我が家は、「5分でできることだけやる」を徹底しています。
【STEP1】「やることやったら見ていい」とだけ決める(1分)
「やることやったら見てもいいよ」
たったこれだけ。
時間ではなく「行動」でルールを決めています。
【STEP2】「次は何する?」を聞く(2分)
YouTubeをやめるとき、「やめなさい」だけだと子どもは納得できません。
だから必ず、「じゃあ次は何しようか?」と一緒に考えます。
- お風呂に入る
- 歯みがきする
- 本を読む
「やること」を決めると、自然と動画をやめられます。
【STEP3】守れなかったらリセット(2分)
「約束守れなかったね。今日はおしまい」
「また明日がんばろうね」
怒らず淡々とリセット。
平日と休日でルールを分ける
平日は「やることやったらOK」。
でも実際は、やることを終えるともう寝る時間。
だから、ほぼYouTubeは見ません。
休日は映画2本分(3時間)までOK。
でも、「今日は何本見る?」を自分で決めさせることで、コントロール力が育ちます。
「やめる練習」も成長のひとつ
最初はうまくいかなくても大丈夫。
「今日は失敗したね。でも、また明日練習しよう」
そうやって、親子で一緒に練習しています。
まとめ|5分でできるだけでOK
「子どものYouTube時間をゼロにする」のは、母も子も現実的じゃありません。
だから、5分だけでいい。「やめる練習」をコツコツ続ける。
- 「やることやったらOK」のルールを決める
- 「次は何する?」を聞く
- 守れなかったら「今日はおしまい」でリセット
これだけで、親子ゲンカも減りました。
「うちの子だけじゃないよ」
「今日もよくがんばったね」
そんな気持ちで、ゆるく続けていきましょう。
たまには一緒に同じ動画や映画を見て、笑い合う時間も大切にしています。
今日も一日お疲れさまでした。